まきの場合

仕事子育てマンガNissyについて個人的な見解を。

仕事の制約がもたらすもの

子供を産んだあと、

仕事にはめちゃめちゃ制約かかっています。

産む前と直後は休職してますしね。

 

それでも、

そんな制約がもたらしてくれたものは

たくさんあります。

 

勝間和代さんが「女に生まれたらコレを読め ○活必勝法」で、子育ては「大リーグ養成ギブス」のように私たちを毎日鍛えるというようなことを書いていて、

まさにそうだなと思います。

 

1番大きいのは時間の制約です。

仕事が終わらなくても、

絶対保育園に子を迎えにいかねばならん。

 

それによって

1番大事な業務に時間を使うようになりました(てかなりたい。ぜんぜん完ぺきにこなせてはいないです)。

 

そこから、

1番大事な業務ってなんなのよ?

とより考えるようになりました。

 

それは

「自分が1番顧客に価値をもたらせる業務」

だというのが、私の暫定的結論です。

 

そうすると、

自分のスキル、経験、得手不得手、やりたいこと、

なんかを考えざるを得ないですよね。

 

産前も別にボーっと生きていたわけではないのですが、

産前に仕事の価値を考えるとき、

会社が提供できる価値をぼんやり考えていたのが、

個人が提供できる価値によりフォーカスして考えるようになり、

やるべきことがはっきりとしました。

 

他にも時間の制約があることで、

仕事の無駄に気づいたとか、

時短勤務の課題とか、

今まで意図的に無視していたわけではないけど、

視界に入らなかったものがたくさん見えてきました。

 

あ、でも別に育児とか介護しながら

働く人が偉いとかではなくて、

逆にこの3年をフルタイムで働いた人は、

違う知見や気づきを貯めていると思います。

だからこその焦りももちろんあるし……

 

てな話を、

私は先日亡くなった友人としたかったのです。

 

お互い20代を制約皆無のフルタイムでガンガンに働いて、

早くに結婚、出産した

同僚や部下の気持ちがわからずに

「え?」と思ったり、

地味に傷ついたり傷つけたり、

10年間そんなことを語りながら来たから。

 

私は産休育休、

友人は傷病休職、

もちろん同列には語れないけど、

大きな制約ができてみて、

どんな風に気持ちが変わったのかななんて、

語り合える日を楽しみにしていました。

必ずサバイブすると疑わなかったもの。