まきの場合

仕事子育てマンガNissyについて個人的な見解を。

子連れ災害メモ 2019台風19号

被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 

我が家は幸い無事でした。

しかしあまりない都内大型台風直撃にあたり、

感じたことなどをメモにしておこうと思います。

 

これだけ日本中に災害が増えても、

このくらいパンチがないと、

まだまだ我が事として考えないもんなのね、人間。

 

我が家はもうすぐ2歳の子供と、

旦那、私の3人で、

東京都内に暮らしています。

 

賃貸マンションの立地は、

もと沼という地盤沈下に弱そうなところです。

けれど幸い川からは少し遠く、

洪水ハザードマップからははずれています。

今回も被害を免れました。

 

とはいえ、

今回は台風接近前から

暴風に警戒が呼びかけられ、

窓割れの被害について大きく報道されました。

 

我が家は角部屋、

道路に面して大きい窓があるもんで、

その点戦々恐々でした。

 

共働きの我が家では

平日の買い物は無理だし、

養生テープも

当然売り切れて入手できず。

(養生テープは賛否両論ですが、

手元にテープがあるのとないとでは、

安心感が違うよね)

 

気休め程度に、

子供と過ごす部屋だけは、

窓にダンボールをつけていました。

 

まあでも、窓割れたら家にはいられなし、

避難するしかないよなあと考え、

避難準備をしておきました。

 

最低限の子供の母子手帳類、

おむつ、おしりふき、

着替えを大きめのアウトドアの

防水リュックに

詰め込んだところ、

食糧を入れる余地なし!∑(゚Д゚)

親のものも入らん…

 

かさばるのは主におむつ…

地域避難所には、

介護育児用のおむつを備蓄してほしい…

なにとぞ…

年子、多胎児とかどうするのよ…マジで。

 

食糧も避難所にはないということで、

仕方ないので別のカバンに詰め込みます。

防水のカバンではないので、

ゴミ袋で覆うように詰め込みます。

うちの子は卵アレルギー持ちなので、

こういう時こそ食べ慣れたものが必要。

どんなに山崎製パンさんが頑張って

美味しいパンを届けてくださっても、

食べられない可能性がありますもの。

肝が冷えるよ。

オールウェイズかにぱん(卵不使用、期限長い)の備蓄いるわ。

当然これも直前はどこも売り切れ。

 

ということで荷造りは終わったものの、

いや、これと子供と一緒にどうやって逃げるんや、という荷物。

子供が落ち着けるようにいつものおもちゃを…

って、入らんわそんなもん。

 

我が家は車もないし、

あっても駐車できない避難所も多いし、

これどうするのみなさん??

 

そりゃ命には変えられないから、

いざとなったら手ぶらで避難するにしても、

年子、多胎の乳幼児をお連れで、

ワンオペだったらマジどうするの??

 

とはいえね、

我が家はまあ地域避難所が近いんですよ。

私が火事場の力を発揮したら、

なんとかたどり着けないこともないような気もしない距離よ。

350mだもん。

逆風だったら登れるとは思えない

すごい坂だけど。

 

しかし!!

盲点!!!

 

我が家近辺は

洪水ハザードマップから外れているので、

避難勧告が出ませんでした…。

 

そうするとさ…

最寄りの避難所が開かないわけ…((((;゚Д゚)))))))

いやあ、冷静に考えればそうでしょう。

そうですとも。

避難所とて無人で勝手には開かないさ。

 

てことは、

家に何かあったら自主避難です。

もちろん自主避難所はあります。

ええ。1.4キロ先にな。

 

交通機関が止まると徒歩しかない。

 

自転車やベビーカーも風が強くなると危なしい、

大荷物プラス子供と

どうやってたどり着くんじゃ((((;゚Д゚)))))))

なんどもいうが命には変えられないけど…

とはいえ、

どうやってたどり着くんじゃ((((;゚Д゚)))))))

 

これ、多分正解は、

公共交通機関が動いているうちに、

もしくは天候が安定してるうちに

自転車などで避難するなんでしょうが、

まだどうなるかもわからない段階で、

荒ぶる乳幼児を連れ、

大量の荷物を背負い自主避難するって判断は、

なかなか出来ない…

めちゃくちゃしんどいもの…

命には変えられないが…

 

とはいえ、

今回我が家が無事だったのは、

ほんとたまたまなので、

今後はこの経験をもって、

より早い判断がいるなとは思いました。