まきの場合

仕事子育てマンガNissyについて個人的な見解を。

怪しげなスピの世界を個人的に語る

私はいわゆる「スピ系」ではないと思いますが、結構好きです。

ゆるく嗜むにはよい趣味だと思うんですよね。

依存しすぎると悪徳な人に引っかかることもあるでしょうが。

 

私のいう「スピリチュアル系」とは、

「思考は現実化する」一派のことです。

 

思考は現実化するというと、

なんでも思い通りになる感じがするので、

自助努力むなしき不況下には流行る。

あと、恋愛、婚活、妊活といった、

個人では如何ともしがたい沼にはまりがちな

アラサー、アラフォー女性にも刺さります。

私は刺さった…。

 

とはいえ、この一派の源流は、

そんな都合の良い話ではなくて、

もっと現実的な話。

 

私は、「思考は現実化する」は

大きく2つの要素から成ると整理しています。

 

1つは

「楽しい気分だと、何が起こっても楽しく解釈できちゃうし、人生どんどんハッピーだよね。逆もまた然り」(当たり前)

ということ。

 

2つ目は

「強く願えば叶う確率は上がります」(当たり前)

ということ。

 

どっちも超当たり前。

ハイパー当たり前。

 

巷に溢れるスピ系の本は、

だいたいこの2つをいかに実現するかの方法(メソッド)を紹介するものです。

 

前者は女性向けの本が多くて、

「楽しいを軸に人生の選択をしよう」とか

「お気に入りのモノに囲まれて気分良く暮らそう」とか

「ハッピーな未来を想像して先にハッピーになっちゃおう」とか

「自分を大事にして丁寧に暮らそう」とかです。

マインドフルネスよりのものもありますし、

かなりトンデモ系もあります。

元祖はヒックス夫妻の「引き寄せの法則」、

売れに売れた「ザ シークレット」なんかですね。

 

後者はスピと言うよりは、

ビジネス書系が多いです。

より強く願うにはどうするんだってことで、

「目標を毎日声に出して読む」とか

「息を止めて毎日書く」とかです。

言わずと知れた成功哲学のナポレオン ヒル「思考は現実化する」などです。

 

しかし、これらの本が売れるのは、

メソッドが面白いというのも

まああるとしても、

どちらかといえば、巧みに

「夢が叶うよ」や

「大丈夫だよ」

と思い込ませてくれるところなんですよね。

すごいパワーの文章で、

メソッドはめちゃくちゃでも、

なんか心を救ってくれちゃう著者さんがいるのよ。

 

もちろん、

どのメソッドも100%願いを叶えてくれるものではありません。

はまりすぎ、依存しすぎは注意です。

 

それでも、

疲れちゃったなとか、

答えの出しようのないことで悩みすぎてるとか、

そんなときはたまにスピ系もいいと思うんですよね。

 

実際

「楽しいを軸に人生の選択をしよう」

というメソッドは、

私の人生を切り開いてくれたしね。