まきの場合

仕事子育てマンガNissyについて個人的な見解を。

2歳4ヶ月との朝

あのころの一日ってどんなんだったっけ?

と思い出せないので書いておくことにする。

ただの備忘録です。

 

6:30ごろ

私が朝食を作り始めた頃起床。

起きたら最後たとえどんな料理工程にあっても、

パンを渡すまで鎮まらないスタイルの娘の為、

パン渡したりなんなりで、

料理は決して思うように進まない。

カチカチの目玉焼き、

黒こげのベーコンが生成されることももちろんある。

 

6:45ごろ

朝ごはん。

とはいえ娘はもうたらふくパンをつまみ食いしているので、進みは悪い。

バナナは遅々として進まぬ。

しかしバナナを出さぬと

「バナナ!ないねえええ!」

と一丁目に響き渡る大声で驚くので出すことにしている。

私が美味しそうなものを食べていると

「娘ちゃんも!」が始まる。

食べ物を渡すと「スプーンはー?」などと言われる。

私は5分と座っていない。

娘もウロウロして5分と座っていない。

だれも座っていない。

パパは寝ている。

 

7:00

食事片付け、私の支度など。

しかしまだバナナが残っているので、

子供の皿は洗えぬ。

フォークが危ないので目も離せぬ緊張感のなか行う。

 

バナナは遅々として進まぬ。

 

7:25

子供の支度に着手。

バナナは遅々として進まぬ。

 

バナナは中断し、着替えたいところだが、

着替えも進まぬ。

(夫だと意外とすんなり着替えるので、

家にいて手伝ってくれると、

それだけで私の出社後の業務効率が30%くらい上がってると思う、エネルギーが残るから。)

 

思えば生後すぐから服を着せられるのが嫌いな子であった。

ただし、1歳くらいまでは着せたもん勝ちだった。

今は着せても気に入らないと脱ぎ捨てる。

なので娘に選ばせてみたりもするのだが、

良くてキャラもの酷いと該当者無しである。

しかしパジャマで登園させるわけにも…

 

ってもう家を出るべき時間を過ぎてます!!!

スイちゃんを見たらアウトなんやで!

 

バナナを口に放り込み、皿はシンクに捨て置き、ベビーカーを階段で下ろし(バリアフリーではない)、子供を階段で下ろし(バリアフリーではない)、レッツ登園。

ちなみにいろんなものを持って行きたがる。

ぬいぐるみ、砂場用具、おもちゃのお医者さんセット、プラレール、中身が謎のリュック、紙のはなちゃん、食べかけのパン、またはそれらすべてである。

もうこれに関しては諦めました。

好きになされよ。

 

登園はもっぱらベビーカー。

バリアフリーではないマンションで、

ベビーカーの上げ下げが無理すぎて、

しかもベビーカーに乗せるのも嫌々で一苦労で、

しばらく歩きで登園していたのだが、

よりみち

だっこ

よりみち

だっこ

のエンドレスリピートに夫婦で疲れ果てベビーカーに戻しました。

 

最近はベビーカーイヤイヤ期を終えたので、

大人しく乗ってくれます。

助かるう。

でも「降りる!」と時々騒ぎ、

石を拾ったらまた自主的に座るという

スポット下車、

ベビーカーのタクシー利用。

贅沢。

 

でもそろそろベビーカー卒業よねえ…

 

以前の保育園は小さい園だったので玄関でバイバイだったのだが、

今の園はでかい。

それは素晴らしいことなのだが、

裏を返せば保育園到着後も一筋縄ではいかない。

 

まず、インターフォンを鳴らす。

これも親が勝手にならそうものなら大騒ぎである。

 

中に入ったら次は靴を脱ぐのである。

大人なら1.5秒だが、幼児だと3分はかかる。

なぜなら、

まず推しのお姉ちゃんの登園状況を靴箱でチェックし、

私に大声で報告しなければならないらしい、子供的に。

さらに広い玄関のどこで靴を脱ぐか決めるのに時間がかかり、

今朝は椅子がないとかあるとかコメントする。

しかしここで下手に手を出したら最後、

広い玄関でスライディング号泣。

(先程の話です)

やっとこさ靴と靴下を脱がせしまうと、

今度は入口広場誘惑が襲来。

クリスマスツリーやお雛様などの

季節の飾りや諸先輩方の卒業制作が置かれているので、

それを見て「お花がなくなったねえ」など、

またも大声で私に報告するイベントが発生しるのである。

ちなみに、それでもまだ保育室にたどり着きません。

なぜならうちのクラス2階だから!

階段を登るにも、

お馬スタイル(ハイハイ)でなければならない日があり、

張り出されている製作物が怖いから抱っこでなければならない日があり、

やっと登り切ったところで、

踊り場のアライグマに挨拶したかったと

スライディング号泣されて戻るというパターンも。

さらに階段を登ると金魚先輩がいらっしゃるので、挨拶必須。

コラコラ、大先輩の水槽を叩かないの!

ようやく2階に入れたわけですが、

2階の廊下の観察が始まります。

くまのぬいぐるみがひとつ少ないとか、

製作物がかわいいとかこわいとか。

 

締めは手洗いです。

大人はこんな時期でも20秒だが、

うちの子は3分以上かかるのである。

なぜなら、

自分のクラスの水道で一回目を洗い、

「また洗わなきゃ!」

と叫びながら隣のクラスの水道に移動して、

二回目を洗うからです。

 

このへんでもう私は疲労のピークを越えようとしている。

気持ちは夜8時なのに、まだ朝の8時であるところも、絶望味が深い。

もう、半分意識がないので、

2歳児が三回手を洗うくらいどうってことはない。

まれに洗い過ぎて服がびしょびしょになり

登園後最速で着替えた女となります。

 

しかしここから

ヨレヨレの私に最後のボーナスタイムが訪れる。

それは引き渡し。

ここまで散々好き勝手を許した結果なのか、

私とのお別れだけは、

他の保護者も驚くスムーズさ。

 

自ら連絡帳を携え、意気揚々と保育室へ。

入ったかと思った瞬間に、もうベビーゲートを自分で閉めている。

閉めたら早々に「ママ、バイバーイ」。

先生も「待って!」とつっこむスピードである。

私もこのスピードを前工程で活かして欲しいと思わずにはいられません。

 

そしてここから通勤し、フルタイム勤務が始まる。

え?まだ朝なの?

これ、私は通勤時間が短いから生きているけど、

通勤時間長いお母さんほんと生きてる??